マツコ“上半期CM女王”の裏で…ランキングから消えた面々

公開日: 更新日:

 初の上半期女王という文言にエッ? と首をかしげた人は多かっただろう。「初」というより、「女王」のほう。タレントのマツコ・デラックス(43)がニホンモニター調べによる「2016上半期タレントCM起用社数ランキング」で、女性部門初の単独トップ(12社)に輝いた。

 花王やトヨタ自動車、P&Gといったナショナルブランドに加え、日本スポーツ振興センターや日本郵便といった半官半民のようなお堅い業種の「顔」まで務めるとは、まさに国民的人気者の証しである。しかし、同調査に初登場した5年前の11年上半期の調査では、ナント、男性部門にその名を連ねていた。ニホンモニターの担当者は「社内会議で十分に協議した上で女性枠にした」と話し、理由についてこう続ける。

「マツコさんが出演しているCMは、いずれも女性らしさや女性としてのキャラクターを強く押し出したものが多い。それにLGBTに関する世間の見識も以前より広まったこともあると考えています。5年前もどちらの部門か話し合ったのですが、正直、ここまで人気が出るとは想定していませんでした(苦笑い)」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み