布袋、江角、GACKTも…芸能人をカモにした投資詐欺の手口

公開日: 更新日:

 布袋寅泰(54)、江角マキコ(49)、GACKT(43)ら芸能人を投資詐欺のカモにしていた男が14日、警視庁に再逮捕された。

 男は、都内の投資コンサルタント会社「クエストキャピタルマネージメント」社長の松井直幸容疑者(47)。2009年9月~昨年2月にかけ、15都府県の63人に対し、実体のない先物取引の投資話を持ちかけ、計約113億7000万円をかき集めていた。布袋、江角、GACKTの3人も被害者だと、発売中の週刊新潮が報じているが、中には「1人で20億円投資した“セレブ”もいた」(捜査事情通)というから、仰天だ。

「松井容疑者はロン毛の遊び人風ですが、もともと証券マン。外資系証券会社でデリバティブを担当していた。その後、独立し、00年にク社を設立しましたが、08年9月のリーマン・ショック以降、資金繰りが悪化し、詐欺に手を染め始めたようです。『数百分の1秒単位の高速取引ができる独自のシステムを使うので、リスクはほとんどない』などと、毎月3%の配当をうたっていた。一応、独自のシステム開発は進めていたようですが、開発を委託した会社が倒産し、集めた金を配当に回すというウソの上塗りを続けていました」(前出の捜査事情通)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ