「一度、蜂の巣に…」 山路徹氏が“ゲス川谷”の不倫に言及

公開日: 更新日:

 僕の場合、東日本大震災直後、各メディアがコンプライアンスを理由に逃げる中、福島の南相馬で原発周辺を取材していたら南相馬市長の桜井(勝延)さんが「私たちも大変だけど、山路さんも大変だよね」と逆に同情され……。騒動がツールとして機能した瞬間でした(笑い)。東尾理子さんと共演したときもそう。理子さんが僕を見るなり満面の笑みで駆け寄って「ありがとうございます~! 山路さんの登場で、主人(石田純一)のイメージが良くなったと思います」と言われまして。随分叩かれたけど、喜ぶ人もいるならまあいいか、と思えた瞬間ですね。

 謝罪ももちろん大事ですが、言葉ではなく行動でイメージを変えていくことも大切です。川谷くんなら歌の力があるのだから被災地でライブをやるとかね。でも、そんなつもりはないだろうし、その後も「未成年と酒飲んでました」じゃあ、中身が空っぽと思われても仕方ない。あざとくしろということじゃない。一生懸命になることが大事なんです。

 周りは自分の意思に関係なく動いていくし、あまり細かいことにこだわっていると前に進めない。人生全体のスケールで考えたら不倫なんて小さなことで、あんまり潔癖になり過ぎても人生そのものがつまらなくなる。それこそ「不倫は文化」という名言も。あとは覚悟の問題でしょう。(談)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発