ノーベル賞辞退か…ボブ・ディラン“沈黙”で飛び交う憶測

公開日: 更新日:

「受賞を辞退するのではないか」

 ノーベル文学賞受賞についていまだ沈黙を続けるボブ・ディラン(75)をめぐり、海外メディアでこんな臆測が飛び交っている。

 ディランは現在ツアー中で、受賞発表後のコンサートでもノーベル賞については一切触れず、代理人は「彼が即座にコメントすることはない」と説明。文学賞を選考するスウェーデン・アカデミーはマネジャーとコンタクトしたが、「本人は寝ている」と言われ、直接話すことができないまま、連絡を断念した。

 友人で歌手のボブ・ニューワース(77)は米紙ワシントン・ポストの取材に対し、「彼は賞を受けないかも。ノーベル賞受賞を認めたくないのでは」と答えている。また英国の小説家ウィル・セルフ(55)は英紙ガーディアンで、唯一、自ら文学賞を辞退した哲学者サルトルを引き合いに出し、「おそらくサルトルのように辞退するだろう」とのタイトルで、「爆弾や武器で得た財産で設立された賞を受け入れることは自分の価値を下げることになる」と指摘している。

■これが流儀なのか

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒