著者のコラム一覧
大高宏雄映画ジャーナリスト

1954年浜松市生まれ。明治大学文学部仏文科卒業後、(株)文化通信社に入社。同社特別編集委員、映画ジャーナリストとして、現在に至る。1992年からは独立系を中心とした邦画を賞揚する日プロ大賞(日本映画プロフェッショナル大賞)を発足し、主宰する。著書は「昭和の女優 官能・エロ映画の時代」(鹿砦社)など。

社会派貫く「相棒」最新作 マンネリ補って余りある迫力

公開日: 更新日:
杉下右京を演じる水谷豊(C)日刊ゲンダイ

 先週公開された「相棒―劇場版Ⅳ―首都クライシス 人質は50万人!特命係最後の決断」が大ヒットだ。4作目にして、シリーズ歴代最高のオープニング成績というから驚く。

 中身にマンネリ感は否めない。が、それを補って余りある迫力があった。「相棒」シリーズが、それこそ執拗に描いてき…

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