渡辺謙の釈明会見に失望 識者「必要なかった」と語る理由

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 これが「世界のワタナベ」の姿なのか。15日に釈明会見を行った俳優の渡辺謙(57)のことである。北新地の美人ホステス(36)と不倫関係にあったことを認めた上で、妻の南果歩(53)とは関係修復を図っていくことを明かしたが、熟女リポーターたちに取り囲まれ、矢継ぎ早に質問を受ける様子は、本当にみじめでしかなかった。

 会見は土曜午後1時に設定されていたため、昼のワイドショーで中継されたりすることはなかったが、日曜の情報番組ではしっかり取り上げられていた。とりわけ、ヒドい扱いをしていたのがフジテレビ系「Mr.サンデー」だ。

 会見の様子を一般のおばちゃんに観賞させ、渡辺の一言一言に対し、おばちゃんたちが「自分のことしか考えていない」などと感想を言い合ったのである。そこには「世界のワタナベ」に対する敬意はみじんも感じられなかった。不倫をしたほうが悪いと言われればそれまでだが、世界で活躍する俳優をここまで“おもちゃ”扱いするテレビ局の見識を疑わざるをえない。

 芸能評論家の肥留間正明氏がこう言う。

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