渡辺謙の釈明会見に失望 識者「必要なかった」と語る理由

公開日: 更新日:

 これが「世界のワタナベ」の姿なのか。15日に釈明会見を行った俳優の渡辺謙(57)のことである。北新地の美人ホステス(36)と不倫関係にあったことを認めた上で、妻の南果歩(53)とは関係修復を図っていくことを明かしたが、熟女リポーターたちに取り囲まれ、矢継ぎ早に質問を受ける様子は、本当にみじめでしかなかった。

 会見は土曜午後1時に設定されていたため、昼のワイドショーで中継されたりすることはなかったが、日曜の情報番組ではしっかり取り上げられていた。とりわけ、ヒドい扱いをしていたのがフジテレビ系「Mr.サンデー」だ。

 会見の様子を一般のおばちゃんに観賞させ、渡辺の一言一言に対し、おばちゃんたちが「自分のことしか考えていない」などと感想を言い合ったのである。そこには「世界のワタナベ」に対する敬意はみじんも感じられなかった。不倫をしたほうが悪いと言われればそれまでだが、世界で活躍する俳優をここまで“おもちゃ”扱いするテレビ局の見識を疑わざるをえない。

 芸能評論家の肥留間正明氏がこう言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…