ブロマイドを焼肉コンロに 欅坂ファンが投稿する迷惑動画

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 女性アイドルグループ「欅坂46」のファンとみられる人物が、先週末にネット上にアップした動画が物議を醸している。

 問題の動画は、焼肉店の客席で撮影したとみられる30秒ほどのもの。テーブル備え付けのコンロに撮影者が欅坂のメンバーのブロマイドを投入、みるみるうちに燃え上がり、原型をとどめない黒焦げの姿に変わり果てたところで終了する。

 この非常識な行為には当然、ファンからの非難が殺到しているが、中には「また欅坂ファンか」とする呆れる声も。というのも、ここ最近、ネット上では欅坂ファンとみられる人物による迷惑動画や画像の拡散行為が相次いでいるのだ。

 6月には、回転寿司のレーンに欅坂メンバーのブロマイドを流す迷惑行為を自慢するツイートが拡散。この時も投稿者が多くの非難を浴びた。心理学博士の鈴木丈織氏は、こうした迷惑行為の投稿には「自己顕示欲」と「承認欲求」の心理が働いているとして、こう指摘する。

「アイドルグループのファンの心の中には、『多数のファンの中から頭一つ抜け出て、お目当てのメンバーに注目されたい』という意思が存在します。その思いが極端に強いファンは、手っ取り早く注目を集められるのをいいことに、炎上動画の投稿などの突飛な行動に出ることがあります。本人は英雄になったつもりなので反省することはありません」

 欅坂をめぐっては、6月に行われた握手会で発煙筒をたき、刃物を持ったファンが逮捕される騒ぎもあった。自己顕示欲をこじらせる者がこれ以上出なければいいが……。

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