講談師・神田松鯉「何年も酒は買ってない」 そのワケは?

公開日: 更新日:

 たとえば、昨日は銀座で夕方4時から。1軒目は焼酎のオンザロックを数杯、それから2軒目で日本酒をだいぶ飲みました。最後の店では赤ワイン。近頃はこれでも減りましたよ。若い時は銀座や池袋の盛り場にボトルを入れておいて、飲んで家へ帰ってから、仕上げのウイスキーのボトルが3日に1本なくなっていました。だから、毎日ウイスキーのボトル半分以上は飲んでいたことになりますかね(笑い)。

 昔は先輩から無理やり飲まされたこともありましたよ。かつ丼のフタに酒を入れて、「飲め! 飲め!」ってね。それで気を失ったりして。家の玄関の前で寝転がっていて、女房に起こされたことが何回かありますよ。

 私はね、酒が好きなんです。ええ、毎日飲みます。カゼひいた時なんかは卵酒ですしね。千利休の言葉に「初手は人が酒を飲み、中頃は酒が酒を飲み、しまいは酒が人を飲む」とあるけど、若い時分は酒にのまれることもありましたね。麻雀だって、芸人の場合は飲みながらですからね。徹マンでしょ。ちびりちびり飲みながらやって、一升瓶が空いちゃっていました。

 ただ、今では2日間ぐらいなら深酒もいいですが、5日間続くとこれはもうダメですね。ついこの間も下痢止め飲みながら飲んでました。悪酔いすること? それはないんですよ。飲み方にコツがありましてね、コップに氷なしの水を置いて必ず飲むようにする。若い時から「たばこもうまそうに吸うし、酒もうまそうに飲みますねえ」っていわれてきました。「いい酒」が一番です。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」