追悼・野村沙知代さん 稀代の猛女が駆け抜けた“悪名街道”

公開日: 更新日:

 8日に虚血性心不全で死去したサッチーこと野村沙知代さん(享年85)について、縁のあった著名人への追悼コメントをテレビ各局が求めたところ、悪口ばかりでオンエアできない事態になっているそうだ。

 毒舌バトルで連日ワイドショーとお茶の間を騒がせた宿敵のミッチーこと浅香光代(89)は「あの世に行っても、みんなに嫌われないように」と言い、葬儀参列すら「ご遠慮します」。沙知代さんに訴訟を起こされるなどしたデヴィ夫人(77)はコメントすら出さなかった。

 経歴や学歴詐称に脱税事件などトラブルを挙げれば枚挙にいとまがないほど。ここ数年は体力の衰えなどで表舞台を退いていたが、ベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。

「近況を伺おうと、ご自宅前に張り込んだことがあるんです。ご本人の姿を捉えることはできませんでしたけど、嘘か本当か、ご近所では『近隣のタクシー運転手さんから総スカンで、乗車拒否されている』といった噂が立っていました。ハワイで神田うのさんをビンタしたとか、いろいろありましたけど、意に沿わなければ怒りをそのまま爆発させる。良い悪いを別にすれば、そんな沙知代さんらしさは晩年も健在だったようです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁