批判続くガキ使“黒塗り”問題 日テレの事後対応は吉か凶か

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■BPO入りは確実も……

 それでも「強気姿勢を崩さない」(前出の事情通)という日テレ。たしかに1月6日放送の完全版でもカットせずに、むしろ放送直後から該当のシーンを流していた。このように世間の逆風にも動じない姿勢を貫くのはなぜかといえば――。

「浜田はあくまでエディの代表作である『ビバリーヒルズ・コップ』の役柄を真似ただけであり、ベッキーもきちんと本人の同意を得た上での罰ゲームだった。制作陣はいずれも“ガキ使”が長年培った経験則から成立した演出だという絶対的自信があるため、今後も謝罪の予定はありません」(日テレ関係者)

 とはいえ、浜田の黒塗りメークは米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が大々的に報じるなどいまだ収束する気配はない。日テレ側も押しの一手で貫き通すのではなく、「ネットテレビ『Hulu』で配信する際には、浜田のシーンはテロップ表記するなど対策を講じている」(前出の日テレ関係者)。

 BPO入りも確実視される中、4年連続年間視聴率3冠王の日テレの判断は吉と出るか、それとも凶と出るか。

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