佐々木朗希はなぜ“豹変”したのか 高校時代から貫かれていた「プロ経由メジャー」構想
2024年1月の記事④を再掲載
佐々木朗希が不甲斐ない投球を見せるたび、SNS上では辛辣な声が吹き荒れる。高卒3年目に1試合19奪三振の日本記録、史上最年少の20歳5か月で完全試合を達成するなど投手として圧倒的なポテンシャルを持ちながら、なぜここまで叩かれるようになったのか。
その背景には、ファンから「ゴネ得」とも揶揄された米挑戦騒動がある。23年オフに大きな物議を醸した古巣ロッテとの泥沼交渉劇、24年シーズンの不完全燃焼、そしてタンパリング疑惑まで取り沙汰されたドジャース入り──。日本球界最後の1年に何があったのか。当時の記事で振り返る。年齢、肩書は当時のまま。
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「ポスティングによるメジャー移籍はどうなっていますか?」
ロッテの佐々木朗希(22)は今から5年前の2019年秋、ドラフト直前のプロスカウトとの面談時にこう言ってメジャー移籍に関する話題を振ったという。
早期メジャー挑戦を目指す上に、選手会脱退も判明した佐々木にとって、「プロ経由メジャー挑戦」は岩手・大船渡高校時代からの既定路線だった。


















