ポスト宗教時代に入ると危惧する歴史学者が提示する進むべき未来 「2030 来たるべき世界」エマニュエル・トッドほか著
「2030 来たるべき世界」エマニュエル・トッドほか著
戦争や分断、気候変動、生成AIの広がりなどの変化が同時進行する中、私たちはどのような選択を迫られているのか。2030年に向かう日本や世界の輪郭を、国内外の識者の知性を結集して立体的に描き出すテキスト。
歴史学者のエマニュエル・トッド氏は、西欧は宗教的な信仰や、人々が共有し、人々を統合する価値観が消滅するポスト宗教時代に入ると指摘。ニヒリズムが浸透し、一種の自己破壊をおこし始めていると。そうした西欧の危機、さらにウクライナ戦争や中国への米国の対応を視野に、日本が進むべき道を提示。
ほか、分断と対立が深まる今、テクノロジーと民主主義をどう結び直すのかを語るオードリー・タン氏へのインタビューや、パネル討論から世界と人類の未来を考察する。 (朝日新聞出版 990円)


















