飛鳥の石造物の謎を考古学者が解明 「徹底踏査 飛鳥・藤原の宮都」来村多加史著
「徹底踏査 飛鳥・藤原の宮都」来村多加史著
かつて都だった飛鳥には、石舞台古墳、益田岩船など巨大な石造物や、亀石、猿石などの謎めいた石造物が数多く存在する。
著者はそれらを、①水に関わる石造物(酒船石など)②単体で設置された石造物(猿石など)③施設の装飾や標識に使われた石造物(二面石など)④古墳の石室を構築する石材(石舞台古墳など)⑤思いが込められた自然石(くつな石など)に分類した。①はユニークな形をしているが、発掘調査などにより謎の石造物ではなく、飛鳥京の導水施設に関わる石造物であることが判明した。猿石や亀石、二面石を見るコースは人気がある。
考古学者が飛鳥の石造物の謎を解明する。 (NHK出版 1980円)



















