「地上の太陽」と呼ばれる核融合エネルギーの実現と未来を解説 「核融合発電で世界はこう変わる」高嶋哲夫著

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「核融合発電で世界はこう変わる」高嶋哲夫著

 作家の著者は、1970年代の一時期、核融合発電の研究開発に携わっていたという。核融合は海水に含まれる重水素を燃料として、ほぼ無限のエネルギーを取り出すことができる。現在、日本も参加する国際熱核融合実験炉(ITER)が2035年の核融合反応達成を目指している。一方、アメリカの新興企業が30年代初頭の送電開始計画を発表。核融合が実現すれば、現行の核分裂炉よりもはるかに安全で莫大なエネルギーを供給、地球温暖化問題の解決にも大きく貢献する。エネルギー問題の解決にとどまらず、地球規模での政治のあり方や人々の意識の転換をもたらす。

 そんな「地上の太陽」を実現する新技術の現在地と、実現の未来像を解説したテキスト。 (PHP研究所 1155円)

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