鶏肉「100グラム154円」で過去最高に…庶民の味方が価格高騰、もはや安い肉などない

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 とうとう、豚肉に続いて鶏肉も高騰してしまった。農水省が実施した5月の食品価格動向調査では、鶏肉(もも肉)の店頭平均価格が100グラムあたり154円で、過去最高値を記録した。

 かつての割安感は、いまや薄まりつつある。2024年の5月時点ではまだ135円程度だったが、翌年同月には144円まで値上がりし、その後も価格が上昇し続けていた。背景には何があるのか。

「鶏肉は豚肉、牛肉より安価な食材として知られ、最近は物価高で買い求める消費者が多くなっていました。ここ1年は特にその動きが顕著になって、需要が集中したため、鶏肉価格が押し上げられたのです」(農水省畜産局食肉鶏卵課の担当者)

 歴史的な円安も、鶏肉の生産コストを吊り上げている。

「養鶏のエサとなる飼料は、ほとんど全量を輸入に依存しています。国産鶏肉の価格は為替市場に左右されやすく、円安が重荷になっているのです。もちろん、輸入鶏肉は円安の影響をモロに受けています」(農水省担当記者)

 また、中東情勢も今後の値上げ要因として横たわる。原油高やナフサ由来製品の供給不安が叫ばれており「海上輸送や包装資材などへの影響を注視していく必要がある」(前出の食肉鶏卵課の担当者)という。

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