「辺境クライマーけんじり医師」に聞いた 川・山遊びでの感染症&皮膚トラブル対策

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 キャンプや登山などのアウトドアは、ちょっと油断していると虫刺されや日焼けなどの皮膚トラブルに見舞われやすい。川遊びでは感染症も心配だ。「辺境クライマー けんじり」としても活躍する皮膚科医、小阪健一郎医師に、押さえておきたい対策法を聞いた。

■すり傷・切り傷も感染経路に

 小阪医師は、クライマーがほとんど行ってなさそうな辺境の渓谷などを地形図から見つけ、沢登りをする辺境クライマー。一昨年、フィリピン・ミンドロ島の辺境地で約1週間沢登りをしたときは、「レプトスピラ」という細菌に感染し、大変な目に遭ったという。

「帰国後、高熱が出て、食べ物を口に入れると吐いてしまう。目の充血もひどかった。3日も4日も何も食べられず、熱も引かないため、母校の大学病院を受診したら、命に関わるレベルの危ない状態で、そのままICU(集中治療室)へ入院となりました」(小阪医師=以下同)

 このレプトスピラ、ネズミの尿で汚染された河川水や土壌から感染するリスクがある。沖縄県では毎年のように感染者が出ており、ほとんどが川の遊泳、トレッキング、カヌーなどの川遊びによる感染。2025年には石垣島で川遊びをしていた人の集団感染が報告されている。

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