高校3年の滝蓮司と卯月麗一は悩みごとを解決する「たこ糸研究会」を立ち上げたが… 「白色光の影を浚う」遠坂八重著
「白色光の影を浚う」遠坂八重著
「白色光の影を浚う」遠坂八重著
高校3年の滝蓮司と卯月麗一は悩みごとを解決する「たこ糸研究会」を立ち上げた。ある日、1年の曽我朝美が相談にきた。
朝美には小学3年の頃からひきこもりになっている新藤文乃という友だちがいる。朝美は毎月、その家を訪ねて、部屋のドア越しに文乃に話しかけていた。
3月下旬に訪ねたとき、交通事故で死んだ文乃の妹、梨乃の仏壇が移動しているのに気づいた。朝美が文乃に話しかけると、ドアの下からメモが差し出された。「朝美ちゃんのせいでずっと辛かったです。もう来ないでください」。それは文乃の字ではなかった。
朝美から話を聞いて、麗一の顔に影が差した。
つらい記憶と向き合う人びとを描くミステリー。 (祥伝社 1980円)


















