【表あり】WBC組の深刻後遺症…ついにWソックス村上宗隆まで離脱、好調キープはわずか数名
今年3月のWBCに出場した侍ジャパンメンバーの多くが“後遺症”に悩まされている。
今季からメジャー移籍し、20本塁打、41打点でリーグ2冠を走っていた村上宗隆(ホワイトソックス)が日本時間5月31日、試合中に右ハムストリングスを肉離れ。全治4~6週間と診断されたが、故障者は1人や2人じゃない。
投手は宮城大弥(オリックス)が左肘内側側副靱帯損傷で「トミー・ジョン手術」、種市篤暉(ロッテ)は左アキレス腱断裂、メジャー組では菊池雄星(エンゼルス)も左肩炎症でIL入り。野手では鈴木誠也(カブス)は大会中のケガとはいえ右膝捻挫で出遅れ、牧秀悟(DeNA)は4月下旬の右太もも肉離れで二軍調整中だ。
故障まではいかずとも、今季は多くの選手が開幕から調子を崩している。
山本由伸(ドジャース)は昨年のワールドシリーズでフル回転、オフも休む間もなくWBCに臨んだこともあってか、昨季よりも打ち込まれるケースが目立ち、防御率は1点近く悪化。昨季沢村賞の伊藤大海(日本ハム)も特に3、4月は防御率3.99と苦戦。高橋宏斗(中日)は31日のオリックス戦で4回途中5失点でKOされ、二軍落ちした。
「高橋は大会期間中に登板機会がほとんどなかったこともあり、投球の感覚を見失っている。リリース時にカラダの開きが早く、腕が横振りになっている」(中日OB)
国内組投手は開幕直後、日本野球への「再適応」に苦慮。WBCではNPB統一球とは形状が違うMLB公式球を使用したうえ、日本では採用されていないピッチクロック、ピッチコムに対応する必要があった。
「一度WBC方式に慣れた頭とカラダを元に戻すのは、一朝一夕にはいかない」(某投手)
野手では佐藤輝明(阪神)、森下翔太(同)が開幕から好調をキープしているものの、<別表>のように、多くの選手が前年よりも成績を落としている。
選手からは、「帰国後も時差ボケがなかなか治らなかった」「WBCに心身のピークを持って行った反動はある。大会終了してからしばらく、気持ちの面でズレが出ている」などという声も。
WBCが行われた年は、公式戦で故障や不振に苦しむ代表選手が少なくない。大会終了から間もなく3カ月を迎えるが、後遺症の影響はなかなか消えそうにない。


















