近鉄「青の交響曲(シンフォニー)」(大阪阿部野橋~飛鳥~吉野)大阪から古代日本の中心地への上質な大人旅
奈良県南部の飛鳥と吉野は古代日本の中心地で、万葉集の舞台にもなった。高松塚古墳や桜の名所の吉野山が有名だ。大阪阿部野橋から、そんな歴史ある風光明媚な場所へいざなってくれるのが近鉄の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」だ。
観光資源にあふれた沿線のさまざまな魅力と調和し、響き合いながら走る「青色の列車」という概念からこのネーミングになった。大阪阿部野橋から飛鳥まで約39分、終点の吉野まで約78分の旅になる。
外装は落ち着いた濃紺のボディーにゴールドのライン。車両前面と側面には金色の「Blue Symphony」と記されたエンブレムを配置。エンブレム下部の飾り罫は吉野の木々や草花を象徴するものだ。
座席スペースは1号車と3号車。座席はすべて上質でゆったりと過ごせるよう、座り心地にこだわったデラックスシート。3~4人用のテーブルを備えたサロン席は家族や友人と利用するのもいい。
間にある2号車はバーカウンター、ライブラリー、ラウンジスペース。バーカウンターでは地元の名店や酒造などのメニューを多く取り揃え、奈良の大和肉鶏カレー、吉野の柿の葉寿司などの軽食、西吉野の柿スイーツセットなどのデザート、つまみの他、豊富なお土産も用意されている。それらをソファ、照明、窓の大きさにもこだわったラウンジスペースで楽しめるうえ、ライブラリーでは奈良の歴史に関する本や写真集、沿線にまつわるさまざまな書籍を自由に閲覧できる。

















