熱に浮かされたように噺家への思いは膨らんだ
就職して1年間は、あっという間に過ぎた。月~金曜日はずっと地方出張で、車の中では毎日落語を聴く。土日は名古屋市内のアパートに戻るという生活だった。
「一度はキッパリ諦めたはずの落語の道でしたが、噺家への思いがだんだん募ってきたんです。師匠(7代目柳橋)にご機嫌うかがいの手…
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