てれびのスキマ 戸部田誠
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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年福岡県生まれ、静岡育ち。福島在住の会社員時代、お笑い、格闘技、ドラマなどをこよなく愛する〝テレビっ子〟をこじれせ、「てれびのスキマ」というブログを開始。その独特な観察眼が水道橋博士などに評価され、新進気鋭のテレビライターとなる。「タモリ学 タモリにとって『タモリ』とは何か?」(イースト・プレス)、「コントに捧げた内村光良の怒り」(コア新書)など著書多数。

ブレーク嫉妬せず 志村けんを受け入れた加藤茶のドリフ愛

公開日: 更新日:

「志村加入以後は、人間関係上のコントというより、ギャグの連発、ギャグの串刺しになっていった」(新潮社=いかりや長介著「だめだこりゃ」01年4月発売)と、いかりやが述懐するように志村はドリフの笑いの構造そのものを変えたのだ。

 加藤は「ずいぶん刺激された」と言う。けれど、嫉妬などには向かわなかった。

「僕は凄い楽だったのね。ドリフが変わる、また面白くなるって言われるのがウレシイんだ。志村がウケるってことは、ドリフターズが面白いって言ってもらえるのと同じだから」(扶桑社「週刊SPA!」98年6月10日号)

 関係性で笑いをとっていた加藤にとって、それはドリフ全体でとった笑いという意識が高かったのだろう。だからこそ、志村のブレークを心底喜ぶことができたのだ。

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