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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

山口達也抜け4人で再出発 TOKIOに復活の“秘策”はあるのか

公開日: 更新日:

 事務所の謝罪FAXの対応で始まったTOKIO山口達也(46)の強制わいせつ事件。山口本人の会見、メンバー4人の会見に続いてジャニーズ事務所からの「契約解除」で一応の解決とした。

 当初、事務所内から「解雇」の声も漏れ伝わっていたが、あくまでも「辞めたい」という本人の強い意志を優先した形の解除となった。このタイミングの発表には、動き出した週刊誌による事件の核心や山口の「酒癖・女癖」などの報道が相次ぐ。その前の解除という見方もされるが、山口はアルコール依存症治療に専念できる。ただ、TOKIOへの復帰は絶望的。実質、芸能界引退に等しいが、こんな意見もある。

「ギターの腕を生かしスタジオミュージシャンなど裏方で働く方法。それをサポートするのがジャニーズ事務所の支援になると思う」(音楽関係者)

 事務所の対応も今回は早かった。SMAPの「解散・独立」騒動ではテレビでの公開謝罪など「ブラック企業」と非難されただけに、山口の意志を尊重した今回の対応は最善策だった(?)。そして、なによりもダメージを最小限に食い止めたのが4人になったTOKIOのメンバーだろう。

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