前川清さん語る運の尽き 演歌界の“酒豪四天王”に誘われて

公開日: 更新日:

 3年前の3月、佐賀県唐津市でした。古い古い酒屋さんで棚の奥にホコリをかぶっていたサントリー「角」を見つけたんです。お店のおばあちゃんは「いつ仕入れたかわからんばい。腐っとるかもしれんけん、飲まんがよかよ」。それでも、濃い麦茶のように変色したそいつがしきりに「おいでおいで」してるもんだから、その誘惑に負け、あるだけ全部、4本買ったんです。

 その1本を福岡市内の行きつけの割烹料理店で開けてみたらうまい! 本当にうまい。ぜんぜん「角」の味じゃない。17年ものにもヒケを取らないくらい、まろやかで豊かな香りと奥行きのある味わいでした。瓶熟成には真贋諸説あるけど、僕は瓶熟成したからだと思うね。

 それで持ち込んだボトルをキープさせてもらって、大将に「大事なお客さんとか、ウイスキーの味がわかる人に、少しなら飲ませてあげていいよ」って言って帰ったんです。

 それから1、2週間経って店に行ったら、なんと空っぽ。大将が言うには「サントリー九州支社の方がグループでお見えになった時にお出ししたら『こんなおいしい角は初めて』とおっしゃって、それに釣られて全部飲んじゃった」って。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網