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大高宏雄映画ジャーナリスト

1954年浜松市生まれ。明治大学文学部仏文科卒業後、(株)文化通信社に入社。同社特別編集委員、映画ジャーナリストとして、現在に至る。1992年からは独立系を中心とした邦画を賞揚する日プロ大賞(日本映画プロフェッショナル大賞)を発足し、主宰する。著書は「昭和の女優 官能・エロ映画の時代」(鹿砦社)など。

“超低予算”ゾンビ映画「カメラを止めるな!」が夢の快進撃

公開日: 更新日:

 いつの間にか監督や彼の家族が撮影の中枢をなし、俳優、スタッフ一丸となった撮影風景が何ともすがすがしい。この撮影の過程に別段、感動の押し付けがあるわけではない。映画を生み出す楽しさに満ちあふれている。それがいいのだ。しかも映画愛などといった手垢にまみれた観念などみじんもない。

 低予算映画で、米国だけで興収100億円を超えたホラー「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(99年公開)を思い出した。ケタは違うが、日本映画にもそうした夢が持てるのだ。何としても興収1億円は超えてもらいたい。

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