ロックンローラーコンテスト準優勝で開けた芸能界への扉

公開日: 更新日:

 なんとか踊りを楽しめるようになったとき、「ミス・ロックンローラーコンテスト」があるとメンバーが知り、私はチームの代表として出場の要請がかかった。「きみはマスコットガールなんだから、チームの名前を売っておいで」というのだ。踊りのうまい先輩の特訓で振り付けを覚え、コンテストの舞台に立った。「ダイアナ」に「リトル・ダーリン」と、一生懸命踊った。なんと準優勝だった。この秋に東京で開かれる全国大会に出場できることになり、そこで優勝すると歌手デビューできると聞いた。

 憧れの聖子さんと同じ歌手。それは夢のまた夢。私は学校の先生になろうと思っていた。でも、夢の世界にも懸けてみたい。原宿、ホコ天、竹下通りに行けるというだけで胸が躍った。

 全国大会はこの翌年だった。直前に風邪で39度近い高熱を出し、リンパ腺が腫れてとても外出どころじゃなかったけれど、絶対に行くと言い張って、心配してくれる家族を押し切った。原宿を歩いた。ホコ天で竹の子族を見て、竹下通りでクレープを食べて、原宿発祥のフィフティーズのファッションブランド「クリームソーダ」のお店に入った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  2. 2

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  3. 3

    「中傷動画」疑惑で高市首相またブチ切れ答弁連発し逃げ切り画策も…露呈した重大な“落とし穴”

  4. 4

    「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進退

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

  2. 7

    ハリボテの実質賃金「4カ月連続プラス」…巨額の税金つぎ込んだ補助金政策で“ゲタ履き”が実態

  3. 8

    6月7日に「笑点が重大発表」座布団運び山田隆夫は本当に勇退するのか? 「くん」が「さん」に変わった哀愁

  4. 9

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  5. 10

    遠藤航「W杯欠場」の可能性浮上…森保監督が代表引退したはずの吉田麻也を呼び寄せた深謀遠慮