• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「寝ても覚めても」で開花 東出昌大は“杏の夫”の肩書返上

「役者」の東出昌大(30)がひと皮むけたと評判だ。1日に公開された主演映画「寝ても覚めても」(濱口竜介監督)がそれ。公開前から「年末以降の賞レースに絡んでくる有力候補の一本」(映画関係者)と評価は上々で、「万引き家族」同様、第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作でもある。

 唐田えりか(20)演じる若い女性が体験する摩訶不思議な恋愛物語。容姿はうりふたつだが性格は正反対の男の間で揺れる8年を描くが、キーマンの男を演じる東出の好演が光っているのだ。

 英ガーディアン紙にも「素晴らしい」と評価された一人二役。原作は容姿も似つかない別人で、ヒロインの女性だけが似ていると“錯覚”している設定だけにより難しい演技が求められる。しかし、スクリーンに映し出される姿に気負いは感じられない。ごくごく自然体なのが印象的だ。

 2012年公開の映画「桐島、部活やめるってよ」で役者デビューして6年。ある雑誌のインタビューで、本作の撮影前に行ったワークショップで濱口監督の演技指導を受け、6年間でたまった澱が取れたなどと語っていた。本作の撮影は17年夏。その後、フジテレビ系ドラマ「コンフィデンスマンJP」にも出演し、役者としての株を大いに上げている。2日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)では「いまも『役者です』と胸を張って言えるかといえば、気後れする」と赤裸々に心境を語っていた東出。コラムニストの桧山珠美氏は、「“苦労して考えたい人”がようやく花開いた感じ」とこう評価する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “被害者”が激白 塚原夫妻の無責任指導とでっち上げの実態

  2. 2

    東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り

  3. 3

    体操協会なぜ切れず? 塚原夫妻“職務一時停止”本当の目的

  4. 4

    海外では国民が猛反発…「年金改悪」日本だけがやすやすと

  5. 5

    交通遺児に残された亡父の車を競売に…劇的展開に感動の嵐

  6. 6

    “塚原派”にも追い込まれ…コーチ不在の宮川紗江に引退危機

  7. 7

    トップ3は韓国勢でも LPGAは主催者に放映権を要求するのか

  8. 8

    大谷“19勝&350打席”監督予言 2年後には年俸総額150億円も

  9. 9

    追悼・樹木希林さん 貫いた“奇妙な夫婦愛”と“ドケチ伝説”

  10. 10

    右肘手術をさせたいエ軍と避けたい大谷翔平…暗闘の全内幕

もっと見る