松田聖子に憧れていた少女時代 芸能界は夢のまた夢だった

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大西結花編<1>

「脚が太くなるよ」と母に言われたのを覚えている。中学生になり、バレー部かテニス部かで迷っていたときだ。バレー部は「アタック№1」、テニスは「エースをねらえ!」からの憧れ。私は膝小僧がいつも擦りむけているようなおてんばで、しょっちゅう「女の子なんだからね」とたしなめられていた。

 1981年は子どもがたくさんいて、バレー部を見に行ったら、入部希望者がコートの周りを何重も列をつくっている。テニス部は壁打ちするのも順番待ちだった。それで、バスケ部に入った。姉がやっていたということもあるけど、近所に住むお姉さんに遊びにおいでと言われて見に行ったその時、3年生の女の先輩が体育館を走り回る姿に胸が熱くなった。先輩の周りにバラの花が舞っているように見え、一目惚れしたのだ。入学式で見たブラバンでトランペットをやるのもいいなと思っていたのが、吹き飛んでしまった。

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