「ビデオマーケット」のウリは国内最大21万本の配信本数

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 一方で12年にスマホ、14年にはPC、テレビ向けにも対応している。自社で画像を圧縮するエンコード技術を開発。「制作者の思いを大事にしたい」(高橋氏)と画質にもこだわりを見せる。現在はマルチデバイス対応の動画配信サービスとして展開し、music.jpなどにビデオマーケットの配信プラットフォームを提供。一見地味だが、大手企業との業務提携にも積極的に取り組んでいる。

 最大のウリである「日本国内ダントツの配信本数21万本」(高橋氏)のラインアップは、洋画や邦画、テレビドラマ韓流、アニメが充実している。会員登録なしで無料で楽しめる作品もあるが、基本はレンタルビデオ店のように1本ごとに支払う都度課金制。

映画の新作は、レンタル店より早く見られるものが多い。また豊富な品揃えでニッチな作品も網羅しており、“ほかになくてもビデオマーケットならある”と喜ばれています」(高橋氏)

 有料コースのうち、「プレミアムコース」は月額540円(税込み)。毎月540ポイントがもらえ、その範囲内で作品を楽しめるほか、ドラマやアニメなど得になる割引パックもある。「プレミアム&見放題コース」は月額1058円(税込み)で、プレミアムの内容に加えて、対象作品約2万5000本が見放題になる。

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