国内シェアトップ「dTV」人気の秘密は邦画との連動作品

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「dTV」は、NTTドコモが提供している定額制動画配信サービス。2014年4月からはドコモ契約者以外でも加入できるようになり、月額500円(税抜き)という手ごろな価格が魅力だ。

 もともと、現在dTVを共同運営しているエイベックス通信放送が09年にスタートさせた「BeeTV」が母体で、11年にスマホ向けの「VIDEOストア」として生まれ変わった。13年には会員数が450万人を突破し、当時の定額制動画配信サービスで国内最大の会員数を記録。15年に旧名称の「dビデオ powered by BeeTV」から現在のdTVに変更になった。

 後発の同業他社も増えてきたとはいえ、全国約2300店舗のドコモショップでも入会できるのが強みだ。18年のジェムパートナーズの「動画配信(VOD)市場5年間予測リポート」によると、日本の定額動画配信市場(市場規模推計1383億円)で、dTVが20.3%で国内ナンバーワンのシェアを獲得している。

 もっとも会員獲得がドコモショップという点で「顧客が男女を問わず、若い世代からシニアまで幅広い。動画配信に興味をもって気軽に見ていただけるよう、バランスのとれたコンテンツを揃えています」(コンシューマビジネス推進部デジタルコンテンツサービス担当部長の山脇晋治氏)。

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