マラソン大迫傑のTV生出演 “伴走者”はアミューズだった

公開日: 更新日:

 朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)は、番組冒頭から取り上げる力の入れようであった。先週7日に第41回シカゴマラソンで3位に入った大迫傑選手(27=ナイキ・オレゴンプロジェクト所属)が昨18日、同番組に生出演(写真)。3度目のフルマラソンで日本選手初の2時間5分台の記録を樹立した日本マラソン史上最速ランナーの強さの秘密に迫る内容で、MCの加藤浩次(49)らを相手にトークを展開したのだった。

 その尺の長さは、8時の放送開始直後からドーンと40分間以上。佐久長聖高校時代や早稲田大学時代の恩師、それに旧友のインタビューVTRも交えた充実っぷりだったのだが、負けじ(?)と同日夜のNHK「クローズアップ現代プラス」でも大迫特集が組まれた。こちらも本人が生出演し、タレント顔負けの甘いマスクで茶の間を席巻したのである。

 この日は2本のテレビ番組生出演に加え、8ページにわたってインタビュー記事が掲載されている季刊スポーツ情報誌「ナンバー・ドゥ」(文芸春秋)の発売日でもあった。朝と夜の人気番組、それに専門誌と実に効率よくメディア出演をこなした背景にはある“伴走者”の存在が……。サザンオールスターズ福山雅治らが所属する大手芸能事務所「アミューズ」が大迫選手のマネジメントを担っているのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾