目玉なき平成最後の紅白 NHKがすがる歌以外の“隠し玉”

公開日: 更新日:

 コラムニストの桧山珠美氏が言う。

「出場歌手にインパクトがないので、企画もので頑張るしか見どころはありません。前回の放送が評判だったので、目玉づくりのためにウッチャンと永野芽郁のコントは十分にあり得ると思います。朝ドラの主題歌を務めた星野源も出場するので、何らかの形で絡んでくるかもしれません」

 NHKは平成最後の紅白へ向けて「平成を振り返るだけでなく、未来への第一歩となるワクワクするような紅白にしたい」との姿勢を示している。未来に向けて、どのような演出が考えられるのだろうか。

「来年4月から始まる朝ドラは広瀬すず主演の『なつぞら』です。100作目の記念ということもあり、NHKは力を入れてくるはずです。当初は紅組の司会は綾瀬はるかが最右翼でしたが、フタを開けてみると広瀬すずでした。局として全面的に推していくつもりでしょう。ショートドラマなどを制作して大々的に番宣する可能性もあります」(桧山珠美氏)

 演出で盛り上げるのは結構だが、歌番組であることを忘れてはいけない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ