ABS導入の泣き笑い…小柄で胴長のRソックス吉田正尚は「損」、大谷翔平は「得」をする
今季開幕からABS(自動ボール・ストライク判定機)を使ったチャレンジ制度がスタートした。この制度で得をする者と損をする者を項目別に列挙すると以下のようになる。
■打者の体形
これまでMLBのストライクゾーンは「下限が膝頭の下部、上限が肩とズボンの上端の中間点」と個々の打者の体の部位の高さに合わせて設定されていたが、ABSでは正確に計測された各選手の身長の下から27%のところをストライクゾーンの下限、53.5%のところを上限にするため、長身で脚の長い体形の打者が得をし、小柄で胴長短足体形の打者が損をすることになった。MLBの試算では身長168センチで胴長短足体形のアルトゥーベ(アストロズ)はストライクゾーンのタテの幅が43.2センチとなり、従来より若干広く損をするが、身長201センチで脚の長いジャッジ(ヤンキース)はタテの幅が53.3センチと従来よりかなり狭くなるので得をする。これを日本人打者に置き換えると小柄で胴長な吉田正尚(レッドソックス)は損をするが、長身で脚の長い大谷翔平(ドジャース)は得をすることになる。


















