日本の認知度の実態 世界ではソニーも東芝も「中国企業」

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 世界中の人が日本の包丁の切れ味に驚嘆し、日本人は礼儀正しいと感銘を受けて帰国する……。テレビの日本礼賛番組のさきがけは、NHK「cool japan 発掘!かっこいいニッポン」とされ、その後も民放で後追い番組が続々と制作されている。どれも基本は日本の優越性を説く内容。例えば、先日の「かっこいいニッポン」では、日本の子供が礼儀正しく決まりを守る理由を探って「幼児教育」を取り上げていたが、あるイギリス人が分刻みのスケジュールで動く幼稚園児を「クール!」と言って驚く。聞けば、イギリスやブラジルでは園児を自由に遊ばせているという。ある意味、日本の異様性が出ているが、それが日本人の礼儀正しさにつながっているとNHKは言いたいらしい。

 この「日本民族はスゴイ」「世界中の人が日本のおもてなしに感激している」というのはホントなのか? 「恥ずかしい勘違い」と語るのは企業コンサルタントの谷本真由美氏だ。元国連職員という海外事情通で、現在はイギリス在住。その谷本さんが書いた「世界でバカにされる日本人」(ワニブックスPLUS新書)も注目を浴びている。タイトルはやや挑発的だが、日本人が思っているほど世界の人は日本に関心を持っていないと客観的に分析した内容だ。

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