妻が提供し腎移植…南部虎弾は満身創痍でも“不撓不屈”

公開日: 更新日:

「人間は生きてる間が花だと思う!」

 電撃ネットワークのリーダー・南部虎弾(67)はこのほどSNSでそうコメントした。

「(ことし5月に)腎臓移植手術をする俺には、そう感じられる」と。「美味しいものを食べて、それを出す! それがスムーズに行くだけでオーケー!」と続けた。腎移植手術の理由は、糖尿病の合併症で腎機能が著しく低下してのもの。2017年の日刊ゲンダイのインタビュー連載で、南部はこう語っていた。

「(闘病の)はじまりは還暦を迎えた6年前、2011年のことだ。その朝、左足がむくみパンパンになり、木の株みたいに腫れ上がって、足の甲のところの、小指の下あたりの皮膚が裂け、穴から膿が垂れていた」

 糖尿病による壊死だった。しかも、このまま病気を放置すれば足切断もあると診断されてしまう。

「そもそもなんで、こんな体になってしまったのか」とこのとき考えた。南部は酒も遊びも大好き。夜ごとネオン街に繰り出し、ビール生を5杯、焼酎ロックで同じくらい飲んでいた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い