白井球審への“侮辱行為”で退場した一部始終「何やおまえ、いい加減にしろよ!おまえも未熟なんだから…」
「ここは我慢するんだ!」
熱血漢であるマーティ・ブラウン監督が俺を必死に止めていた。
2010年7月27日、熊本の藤崎台球場でのソフトバンク戦。五回の打席で事件は起きた。
1ボール1ストライクからの3球目、俺はアウトコースのボールをグッとこらえ、バットを止めたが、白井(一行)球審から「ストライク」とコールされ、カチンときた。
「今のスライダーはどう見てもボールだろ!」
「入ってますよ!」
一触即発の雰囲気にブラウン監督がベンチを飛び出してきたほどだった。
監督になだめられて少し冷静になった俺は、気持ちを切り替えて打席に戻った。直後の4球目、内角高めの球を悠々と見送るもストライクを取られ見逃し三振に倒れた。
抗議に対する報復ジャッジだと確信した俺は、白井球審にこう言った。
「何やおまえ、いい加減にしろよ! 感情でやっとったらアンパイアなんか務まらんぞ。俺も未熟なら二軍に行く。おまえも未熟なんだから、俺と一緒に二軍に行くぞ」


















