見解はバラバラ…スポーツ各紙のジャニーズ報道を検証する

公開日: 更新日:

 出所不明の"タレント"の〈ジャニーズにいるからこそ出来る仕事もある〉という言葉を引く。

 最後に、ジャニー氏の〈亡き後も盤石なはずだ〉と締める。

 退所を考えているタレントへ牽制を行ない、"盤石なはず"と希望的観測で結論付ける。ジャニーズ事務所への配慮が感じられる報道だった。

■ジャニーズの連載があるかないか

 ちなみに、日刊スポーツは毎週土曜に「サタデージャニーズ」、スポーツニッポンは毎週日曜に「ベストショットjr.」、スポーツ報知は毎月第1金曜に「J」という連載を抱え、ジャニーズ事務所のタレントへのインタビューを行なっている。サンケイスポーツは現在のところ、ジャニーズ連載を持っていない。

 この背景を含めて読むと、各紙のジャニーズ事務所へのスタンスが浮かび上がってくる。

 日刊スポーツは本人の言葉を額面通り報じているが、スポニチは微妙なニュアンスで不安な状況を現している。同じ"毎週連載"でもデビューしたタレントを扱う日刊、ジュニア担当のスポニチの差なのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった