“いじり”を許容できるか NEWS小山コメンテーターへの覚悟

公開日: 更新日:

 昨年、未成年者との飲酒問題で「news every.」(日本テレビ系)のキャスターを降板したNEWSの小山慶一郎(35)。

「キャスターとしては嵐の桜井翔より評価する声もあっただけに、残念なつまずきでしたね」(日テレ関係者)

 そんな小山が10月からTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜夜9時~)で隔週木曜のレギュラーコメンテーターに就任する。

「視聴率トップを争う日テレの報道番組MCだったことを考えれば、東京ローカルのMXというのは明らかに“都落ち感”がある。以前のジャニーズ事務所なら、あり得なかったでしょう」(芸能ライター)と業界内外を驚かせている。

「でも、ちょうどいい“復活”の足掛かりなのかも」と、テレビコラムニストの亀井徳明氏はこう続ける。

「『バラいろ』は放送開始当初からリアルタイムで見ていますが、生放送で時事ネタを扱う帯の情報番組なのに、取材といえば時折拾う街の声程度で、現場取材はなし。演者のしゃべりがすべてなので、どれだけエッジの利いた発言ができるかが問われる。日テレのようにきれいにお膳立てされた環境とは真逆の場所に身を置くことで、小山もこれまでのジャニーズアイドルにはなかった経験ができるでしょう」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」