著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

矢沢永吉“大物の証し” 批判メールに堂々と反論できた背景

公開日: 更新日:

 ロック歌手の矢沢永吉(70)といえば、僕ら世代を中心に、幅広く、いろいろな影響を与え続けているスターだ。

 その矢沢が激怒した出来事があった。東日本を中心に甚大な被害をもたらした台風19号の猛威で、さまざまなイベントが中止を余儀なくされた。

 矢沢も12日に予定されていた東京・日比谷野外大音楽堂でのライブ中止の決断をした。交通網がほとんど全面運休という状況で、中止は当然だったと思うが、矢沢はそのライブに来場するはずだった客に対し、リハーサル風景を映像配信するとホームページで明らかにしていた。

 この対応について、ひとりのファン、ま、本当のファンかどうかは判然としないが、「なぜ台風直撃の時に? ライフライン使ってモラルないですね。もっと一般常識があると思ってましたが、トップが常識ないのなら、そりゃファンもモラルないですよね」などという抗議メールが送られてきたのだ。これに対し矢沢はホームページで配信延期を伝えた上で、「どの立場の人も、その人その人で頑張ってんだよ! メールごときで言いたいこと言ってんじゃねーよ、たくっ」と不快感をモロに出した。そして、このコメントは後に削除されている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」