著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

一茂&良純と正反対 お坊ちゃまキャラに小泉孝太郎が参戦か

公開日: 更新日:

 12日放送の「小泉孝太郎ムロツヨシ 自由気ままに2人旅」(フジテレビ系)を見て、あれこれ考えた。

 小泉孝太郎(41)とムロツヨシ(43)。アラフォー独身男の2人は、ドラマで共演して、意気投合した。以来、15年来のつきあいで芸能界きっての大親友として一時期、小泉はムロに自宅の鍵を預けていたとか。毎年、正月は小泉家で共に過ごし、ムロだけ父・純一郎からちゃっかりお年玉ももらっていたという。

 弟で環境大臣の進次郎(38)から、フリーアナウンサーの滝川クリステル(42)との結婚報告も孝太郎よりもムロが先だったというから、どんだけ小泉家に食い込んでいるんだという感じ。

 人たらしなムロの手にかかれば、孝太郎などイチコロ。旅の間もコロコロとムロのいいように転がされっぱなし。食事の際も「コウちゃんのおごりのご飯はいつだっておいしいんだから」と支払う気ゼロ。「今までで一番おごった人だあれ?」「ムロさん、普通に車買えるな」と。15年間支払いはいつも孝太郎。

 だが、それについて文句を言うでもなく、ニコニコ黙ってお支払いする孝太郎ぼっちゃま。今まで孝太郎の出演するドラマを山ほど見てきた。しかし、これぞ当たり役と思えるようなものになかなかお目にかかれなかった。強いて挙げるとするなら、「よじごじDays」のMCくらいか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?