最初は時給10円から…芸人「せやろがいおじさん」誕生秘話

公開日: 更新日:

 でも、12年芸人やってきて、煮卵で諦めるの絶対イヤだな、と。事務所の社長から借金してパソコンを買い、2台分のお金を払う二重ローン生活になりました。

■現在はテレビと動画の二足のわらじ

 ユーチューブで再生回数上げるのは相当、難しいと分かったので、その後はSNSで拡散しやすい、多くの人に共感を持たれる、あるある系のネタを始め、そこから時事ネタを海で、ふんどし姿で叫ぶように変わっていきました。知り合いの方に頼んでドローンを飛ばしてもらって。

 そしたら拡散してもらえるようになり、数万再生いくようになった。

 時事ネタをしゃべる動画をやる人はいますけど、海にドローンを飛ばして、ふんどし姿で叫ぶ人はいないと思います。意味分かんないですものね。

 1年経った頃に、開始前の「グッとラック!」のスタッフが気に入ってくれて、10月の番組開始から毎週、動画を放送してます。しかも、放送後にその動画をユーチューブにアップしてもいいというオファーでしたから、願ったりかなったり。自分で台本を書き、出演し、編集も自分でやって完全に仕上げてから、スタッフに納品する。最初は毎日放送と言われましたけど、絶対ムリです!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」