M-1審査員で格の違い 上沼恵美子は“全国区の女帝”と化した

公開日: 更新日:

「“関西の女帝”というより、もはや“お笑い界の女帝”ですね」(スポーツ紙芸能担当デスク)

 22日放送のテレビ朝日系「M-1グランプリ2019」決勝戦で、結局、今年も審査員を務めた上沼恵美子(64)。

「7人の審査員の中で、自ら笑いを取りにいって観客にウケていたのは上沼さんと、せいぜいダウンタウンの松本(人志)さんぐらい。場慣れしているはずのナイツの塙(宣之)さんですら、ガチガチに緊張していた。M-1決勝戦の場でスベったらバッシングされることが分かっていても、やってのける。審査員なのに笑いを取りにいける上沼さんは、さすが女帝。格の違いを感じましたね」(前出のスポーツ紙芸能担当デスク)

 昨年はM-1終了後に上沼に対する「更年期障害」暴言騒動もあった。それすら「更年期障害を乗り越えました!」と笑いに変え、審査しながら自身の新曲「時のしおり」のCDをちゃっかり宣伝。司会の今田耕司いわく「やりたい放題や……」。

 さすがにCDはやり過ぎかと思いきや、ネット上の反応は〈今年も上沼恵美子が優勝かな〉〈何でCDを出してくるんだよ? って思ったよ。しかし、正直面白かった〉〈守りに入るどころか言いたいことを言い続けるメンタルの強さに恐れ入る〉……おおむね好意的だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁