M-1審査員で格の違い 上沼恵美子は“全国区の女帝”と化した

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「“関西の女帝”というより、もはや“お笑い界の女帝”ですね」(スポーツ紙芸能担当デスク)

 22日放送のテレビ朝日系「M-1グランプリ2019」決勝戦で、結局、今年も審査員を務めた上沼恵美子(64)。

「7人の審査員の中で、自ら笑いを取りにいって観客にウケていたのは上沼さんと、せいぜいダウンタウンの松本(人志)さんぐらい。場慣れしているはずのナイツの塙(宣之)さんですら、ガチガチに緊張していた。M-1決勝戦の場でスベったらバッシングされることが分かっていても、やってのける。審査員なのに笑いを取りにいける上沼さんは、さすが女帝。格の違いを感じましたね」(前出のスポーツ紙芸能担当デスク)

 昨年はM-1終了後に上沼に対する「更年期障害」暴言騒動もあった。それすら「更年期障害を乗り越えました!」と笑いに変え、審査しながら自身の新曲「時のしおり」のCDをちゃっかり宣伝。司会の今田耕司いわく「やりたい放題や……」。

 さすがにCDはやり過ぎかと思いきや、ネット上の反応は〈今年も上沼恵美子が優勝かな〉〈何でCDを出してくるんだよ? って思ったよ。しかし、正直面白かった〉〈守りに入るどころか言いたいことを言い続けるメンタルの強さに恐れ入る〉……おおむね好意的だ。

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