メンズドラマ続編対決「きのう何食べた?」の勝因は

公開日: 更新日:

 ドラマ放送後にネット上に書き込まれた感想のほとんどは高評価。〈いろんな愛の形、素敵〉〈こんな早い時期に続編が見れて、幸せ〉〈心が温まる〉〈シロさんとケンジが年を取っても、ずっと見ていたい〉と絶賛の嵐なのである。

「連ドラは難しいとしても、年に一度のスペシャルドラマとして継続してほしいという声も多い。西島さんも内野さんも売れっ子ですが、これだけ愛され、支持を集める人気ドラマですから。今後も『きのう何食べた?』のオファーがあれば、おそらく受けていくでしょうね」(テレビ誌ライター)

 同じ男性同士の愛を描いた人気ドラマといえば、テレビ朝日系の「おっさんずラブ」。昨年11月に第2弾として連ドラ「おっさんずラブ―in the sky―」が放送されたものの、視聴者の感想は〈前作を愛していたけど、シーズン2はひどかった〉〈もう続編は作らなくっていい〉などと手厳しいものが多かった。“続編”では完全に「きのう何食べた?」に軍配が上がったようだ。前出の山下真夏氏がこう続ける。

「『おっさんずラブ―in the sky―』は、視聴者が見ていて切なくなる場面が前作に比べて少なかったのが痛かったですね。永遠に誰とも結ばれないからこそ応援できた“ヒロイン”の武蔵(吉田鋼太郎)が、今作では“はるたん”(田中圭)の愛を勝ち取った。となると、おそらく、これ以上の続編を作るつもりがないのかもしれません」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因