TV界に“志村けんショック”…無観客や収録中止で非常事態に

公開日: 更新日:

TBSは2週間の収録中止

 こうした日テレの動きに他局も同調する動きを見せている。TBSは2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4~19日の約2週間、ドラマやバラエティー番組のロケやスタジオ収録を見合わせると発表。

「テレ東が在宅勤務を実施したと報じられたが、番組数も局員もキー局の4分の1以下の規模です。正直、比較にも参考にもならない。テレビ界の注目はNHKがどこまでチャレンジできるかです」(制作会社幹部)

 ちなみに志村さん亡きあとの「志村どうぶつ園」だが、相葉雅紀が総合MCに昇格し番組は継続することが発表された。

「番組タイトルは志村さんに敬意を表し継続されます。GWには在りし日の志村さんがパンくんとトラビスとの日本珍道中をまとめた追悼スペシャル版を放映する予定です」(日テレ関係者)

 一方、1日放送の「追悼番組」が20%超の高視聴率を記録したフジテレビは……。

「『志村でナイト』は総集編の追悼番組が4月に放送された後に終了する方向だ。後番組は男性アイドルグループ“JO1”を冠にした番組で調整が始まった」(編成幹部)

 テレビ界はすでに非常事態である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」