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井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

自宅籠城癖がついた人たちに、ハマりそうな本を紹介しよう

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 先週書けなかった「誰がジョン・レノンを殺したか?」(F・ブレスラー/音楽之友社)も30年前の本だが、この実録にも圧倒される。「ケネディはなぜ暗殺されたか」(仲晃/NHKブックス)の謎が謎を呼ぶだけの話と違って、アメリカの国家権力の根元や仕組まれた罠も見えて、ゾクゾクする。ロシアのプーチンもそうだが、改めて思うよ、アメリカは怖い国だ。J・レノンが殺されて始まった80年代を振り返る「バブル文化論―〈ポスト戦後〉としての一九八〇年代」(原宏之/慶応義塾大学出版会)もポストコロナに向かう前に読んでおいていいかも。

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