廣瀬智紀&北原里英 映画「HERO~2020~」公開直前 SP対談

公開日: 更新日:

「2年間限定」という条件付きの交際には秘密が…

 ――物語では浅美が広樹(廣瀬)に告白。しかし、広樹には秘密があり、“2年間限定”という条件付きの交際だった。実際に期間限定で付き合わないかと口説かれたら?

北原 「2年間限定で付き合わない?」って告白されたら断ると思います。でも自分が好きで告白して、「2年間限定ならいいよ」と言われたら迷いますが、付き合っちゃうと思います。それで2年の間に別れないように頑張る。

廣瀬 なぜ限定なのか。その本当の理由は知りたいところだよね。

 ――日本人は"限定"という言葉に弱いともいわれますが、お2人は?

北原 スタバの期間限定はつい飲んじゃいます。特に女性は期間限定に弱いんじゃないかな。

廣瀬 惹かれるけれど、供給者の思惑通りに踊らされないぞっていう、あまのじゃくな自分が抵抗する(笑)。でもマックとか、最終的に買っちゃう。

北原 撮影中も行ってましたね。

廣瀬 期間限定って、「ああ、もう春か」「秋がきたな」とか季節が感じられるところが素敵だと思いますね。

北原 そうそう。グラコロが出ると1年早いな~って思いますもんね。

廣瀬 みんなで同じ感覚を共有するのっていいよね。

 ――映画のタイトルは「HERO」。ピンチの時に思い浮かべるヒーロー的な存在は?

北原 秋元才加さんです。AKB48の先輩で女優さんとしても尊敬していて、何か選択を迫られた時に、才加ちゃんだったらどうするだろうって考えます。以前、仕事で関わる方との距離の縮め方に悩み、相手から迷惑がられないか考えていた時、彼女なら“したい”と思ったら行動するだろうなって、背中を押してくれました。

廣瀬 僕も先輩方がどう行動するのかと考えるけど、ピンチの時に人に頼るのは苦手かも。自分の意思で解決することが大切で、どうしようもなくなった時に助けてくれるんですよ、ヒーローが。だからまずは、自分自身の考えが何より大事かなって思います。

(聞き手・白井杏奈/日刊ゲンダイ)

▽きたはら・りえ 1991年、愛知県出身。2018年にAKB48グループを卒業、つかこうへいの名作舞台「新・幕末純情伝」FAKE NEWSや映画「サニー/32」に主演、女優として活動する。

▽ひろせ・ともき 1987年、埼玉県出身。舞台「私のホストちゃん」「弱虫ペダル」「ダイヤのA THE LIVE」等で注目を集め、劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season 月、「映画刀剣乱舞」、オトナの土ドラ「仮面同窓会」(東海テレビ・フジテレビ)等に出演し活躍の場を広げる若手人気俳優。モバイルファンクラブ「MY FAMILIES」、アメブロ「My Rule」インスタグラム@hirose_tomoki.0214も更新中。

▼映画「HERO~2020~」 6月19日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開。

<キャスト>
廣瀬智紀 北原里英
小松準弥 前島亜美 小早川俊輔
小築舞衣 中村涼子 米千晴 小槙まこ 加藤玲大 後藤拓斗 双松桃子
飛鳥凛 伊藤裕一 根本正勝 今立進
松尾諭 斎藤工(友情出演)

<スタッフ>
原作:TAIYO MAGIC FILM 第一回公演「HERO」
エグゼクティブプロデューサー:石田誠 中西研二 プロデューサー:村田泰介
脚本・脚本:西条みつとし
配給:ベストブレーン 企画:MMJ 製作:「HERO」~2020~製作委員会

廣瀬さん
スタイリスト:伊藤省吾(sitor)
ヘアメイク:FUJIU JIMI

北原さん
スタイリスト:丸山恵理子(オサレカンパニー)
ヘアメイク:MARVEE(オサレカンパニー)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑