織田裕二「SUITS2」は「まるでコント」の評を覆せるか

公開日: 更新日:

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「個人的には楽しく見ていますけど、今の“世帯視聴率”という尺度では、確かに不利かもしれませんね」と、こう続ける。

「日本の視聴者に分かりやすいように噛み砕いた演出にすると、原作を知る海外ドラマファンからはどうしても批判されてしまう。それは仕方がないことですが、“世帯視聴率”に最も影響ある中高年層にとっては、それでも分かりやすさが足りない。日本版の『SUITS』は評価と数字を両方取りにいって、微妙なさじ加減で滑ってしまっているように見えます」

 ネット上では〈毎回の事件と、弁護士事務所内の人間関係がどうなっていくのか注目してます〉〈第1話の反町隆史、第2話の黒木瞳と、次はどんな大物が出るのか楽しみ〉という好意的な声がある一方で、〈海外ドラマのパロディーかと思った〉〈(共演の)中島裕翔新木優子の場面がいかにも“月9”〉、さらには〈まるでコントに見える〉などと、辛辣な意見も少なからず見受けられる。

「確かに音声だけを聞いていると、吹き替えの海外ドラマのように聞こえるところが目立ちます。そういう演出なのかもしれませんが、それが評価にも数字にも結び付いていないのかも。第2話の序盤に織田さんが『素人?』と声を上ずらせる場面があったのですが、そこだけ『踊る大捜査線』の青島刑事っぽくて笑えました。そういう楽しみ方もあります」(前出の亀井徳明氏)

 コロナ禍で連ドラ復権という風潮の中、月9の“復権の星”「SUITS」の行方やいかに?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  4. 4

    高市首相が高額療養費見直しめぐり「丁寧に議論した」は大ウソ 患者団体を“アリバイ”に利用する悪辣

  5. 5

    活動停止→STARTO社退社後も“芸能界引退”はしない? 嵐リーダー大野智の“マル秘”ビジネスプラン

  1. 6

    戸田恵梨香「リブート」出演で“新ファッション女王”へ 衣装&ジュエリーがSNS席巻、松嶋菜々子超えの存在感

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    米国偏重ルールのWBCに「ふざけるな!」 MLBのカネ儲けのために侍Jが必死で戦う“ねじれ”の図式

  4. 9

    「おまえに4番を打ってほしい」石毛宏典監督は最後の試合前にこう告げた

  5. 10

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も