織田裕二「SUITS2」は「まるでコント」の評を覆せるか

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 織田裕二(52)主演の「SUITS/スーツ2」(フジテレビ=月曜夜9時)が、27日に第3話からリスタートする。

 米大ヒットリーガルドラマを原作に2018年に放送されたシーズン1は、「東京ラブストーリー」(1991年)の“カンチとリカ”=織田と鈴木保奈美(53)の27年9カ月ぶりの共演が話題となり、初回14・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進。平均でも10%を超え、当時1ケタ台に苦しんでいた伝統の“フジ月9”浮上のきっかけとなったといわれる作品だ。

 しかし、業界内では「シーズン2は苦戦するかも」という声が多いようだ。

「春の新ドラマの話題が出る今年2月の時点では、日本テレビの『ハケンの品格』、TBSの『半沢直樹』、テレビ朝日の『BG』と並んで“復活”というキーワードで期待する声が多かったのは確かですが、作品の出来以前に、タイミングが悪かった」(広告代理店関係者)

 “緊急事態宣言”で各局が連ドラのスタートを見合わせる中、「SUITS」は予定通り4月13日に、“見切り発車的”に放送したものの、第2話までで休止。「コンフィデンスマンJP」(18年)、「鍵のかかった部屋」(14年)、「やまとなでしこ」(00年)と、再放送でつないでのリスタートとなるわけだが、先週20日の「1、2話合体特別版」の視聴率は7・2%。直前週の「やまとなでしこ20周年特別編」の9・7%から大きく数字を落としている。

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