オリラジ藤森「13」のキモすぎる存在感は桜庭ななみ超え?

公開日: 更新日:

「桜庭さんは、もともと演技力に定評のある女優さん。視聴者がまだ朝ドラの直子の印象が抜け切れていないところで、まったく違う印象を与える百合亜役のオファーを引き受けるのも、おそらく『私なら視聴者に違和感を抱かせずに演じられる』という演技派の自信があるからこそでしょう。はかなげで、でも何を考えているか分からない百合亜を見事に演じています」と話すのはドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 山下氏は、百合亜を誘拐監禁していた犯人の一樹役を演じるオリエンタルラジオ藤森慎吾(37)にも注目しているそうで、「第2話の段階ではまだ出番はそう多くありませんが、すでに存在感を放っていると思います。とにかく不気味で得体のしれない男だということを、セリフ回しでしっかりと表現しており、すでに十分すぎるぐらいに気持ち悪い。いや、これは褒め言葉なんですよ」と笑う。

 ネット上にも〈慎吾君、意外とサイコパスが似合ってる〉〈藤森、けっこう演技うまいな〉などと、演技について感心する書き込みが見られる。どうやら「13」の一樹役は、藤森が今後役者としても幅を広げていけるかどうかのターニングポイントとなりそうだ。

 残り2話、8月15日放送予定の第3話では一気に謎解きが進みそうだ。いよいよ桜庭と藤森の対峙シーンがあるのかどうか……見逃せない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ