玉木宏「極主夫道」“主演騒動”を黙らせるコメディーセンス

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「実はドラマ化が発表された7月には、ネット上でひと騒動あったんです」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 騒動の内容とはこうだ。

「極主夫道」はコミック累計120万部突破を記念し、2019年12月に実写版PVを制作、公開した。その際に主演を務めたのは、現在放送中の朝ドラ「エール」で語りを担当している人気声優で俳優の津田健次郎(49)だ。このPVで津田が演じた“不死身の龍”の完成度があまりに高く、原作ファンも大興奮。当時から〈このまま津田さんでドラマ化を〉と望む声が多かったという経緯がある。

「津田さんの龍の印象がまだはっきりと残っている時期に、玉木さん主演でドラマ化の発表があったので……発表当初は〈玉木さんは嫌いじゃないけど、やっぱり津田さんで見たかった〉〈龍は津田さんのイメージが強すぎる!〉〈なんで津田さんじゃだめなの?〉という声が続々と書き込まれることになってしまいました。このままの流れでは視聴率に影響するかもと思っていたんですが……」(山下真夏氏)

 ところがそんな流れも、10日に玉木が龍に扮してエプロン姿で眼光鋭くキャベツを品定めするビジュアルが公開されるやいなや、大逆転。

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