影響力失ったかエイベックス…音楽シーンに名前見当たらず

公開日: 更新日:

 浜崎あゆみ安室奈美恵らを中心にヒット曲といえばエイベックスという時代はもう何年も前。EXILEDA PUMP、Kis-My-Ft2らジャニーズもいるが、幅広く訴求しているとはいえない。

 テレビに目を移せば、改編期に放送されるのは過去のヒット曲を集めたスペシャルか、BSの中心は演歌系。男は北島三郎五木ひろし、女は八代亜紀坂本冬美らが毎週のように若手と共演している。

 コロナ禍でコンサートが中止になり、テレビ局への営業ができない状況も続いたが、ポップスも演歌も条件は同じ。エイベックスの仕掛けで話題になった番組といえば、浜崎をモデルにした連続ドラマ「M 愛すべき人がいて」があるくらい。ドラマで浜崎を演じた新人も期待外れに終わった。

 音楽シーンにおけるエイベックスの影響力の低下。起死回生策はないのだろうか。

(峯田淳/日刊ゲンダイ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態